1 1つ以上のファイルを選ぶ
複数のファイルを選んでチェックサム一覧と照合できます。各ファイルを1つずつ分割して読み込みます。選び直すと現在の選択を置き換えます。
選択中のファイル
2 チェックサム
MD5 と SHA-256 は最初から計算します。この二つで、世に出ているダウンロードページのほとんどをまかなえるからです。ほかにチェックを入れると、その分だけファイルをもう一度読み直します。時間がかかるのは読み取りのほうなので、ファイルを選ぶ前に入れておいたものは一度の読み取りでまとめて出ます。
未計算のチェックサムがあります。再開すると未計算のものだけを読み込み、計算済みの結果は残ります。
- MD5
一致不一致 - SHA-1
一致不一致 - SHA-256
一致不一致 - SHA-384
一致不一致 - SHA-512
一致不一致
3 本来の値と照らし合わせる
ダウンロードページに書いてあったチェックサムを貼り付けてください。書き方は問いません。十六進数そのまま、sha256sum の出力、SHA256SUMS ファイルまるごと、SHA256 (ファイル名) = … の形、script タグの integrity 属性、どれでも読み取ります。どの方式かは長さで決まるので、選ぶ必要はありません。
これは です。これは一覧です。チェックサムが 件入っています。十六進数 文字ですが、ここにあるどの方式もその長さではありません。末尾が欠けたコピーであることがほとんどです。チェックサムらしきものが見当たりません。
✓ そのチェックサムが指しているファイルは、これです。 は貼り付けられた値と一文字ずつ同じでした。
✓ 中身は一致しましたが、別の行とです。貼り付けられた内容ではこのファイルを と呼んでいて、選ばれたファイルの名前は違います。途中で名前が変わったか、確かめたかったダウンロードとは別物か、どちらかです。 はどちらにせよ合っています。
✗ そのチェックサムが指しているファイルではありません。 が違うので、中身が違います。ダウンロードが途中で切れたか、版が違うか、ミラーが別のものを配っているかです。開く前に取り直してください。
… 照合用に を計算しています。
… 上でファイルを選ぶと、一致するかどうかをここに出します。
# ハッシュとチェックサム — MD5・SHA-1・SHA-256・SHA-512 配布元が出した数字とダウンロードを照らし合わせる。どこにも送らずに。 > どんなファイルでも MD5・SHA-1・SHA-256・SHA-384・SHA-512 を計算し、ダウンロードページに書かれたチェックサムと照合します。ファイルはブラウザーの中で読み、どんなサイズでもアップロードしません。 これはhttps://abox.tools/ja/hash-checksum/にあるブラウザー用の対話型ツールです。ファイルはそのブラウザーを実行する端末上で処理します。意図した共有や任意の通信機能はページ内で説明します。以下は文章による説明です。利用するにはアドレスを開いてください。 ## ファイルは**ブラウザー内で処理**されます。処理のためのアップロードはありません。 チェックサムは、ファイルのバイト列に対する計算です。その計算は、このページの中で、あなた自身のプロセッサーが行います。ファイルは4メガバイトずつディスクから読み、数え終えた分から順に捨てていきます。どこにも丸ごとのコピーはできません。メモリー上にもできませんし、ましてサーバー上にはできません。このページの向こう側にファイルを送る先のサーバーは、そもそも存在しません。 - ✗ アップロードなし - ✗ サイズ上限なし - ✓ オフラインで動く - ✓ オープンソース - ✓ ファイルは端末から出ない ## チェックサムでダウンロードを確認する手順 1. **ファイルを選ぶ。** 枠に落とすか、手で選んでください。ディスクから直接、分割して読みます。そのあいだ何もどこへも行きませんし、ここから先は無理という大きさもありません。 2. **読ませる。** MD5 と SHA-256 は最初から、一度の読み取りでまとめて計算します。バーには、いまどこまで進んでいて、どの速さで進んでいるかが出ます。大きなディスクイメージなら、コピーするのとだいたい同じ時間です。読む量が同じだからです。 3. **本来の値を貼る。** ダウンロードページに書いてあったものを、どんな書き方でもそのまま貼ってください。十六進数そのまま、`sha256sum` の出力一行、`SHA256SUMS`ファイルまるごと、script タグから取った `integrity` 属性。どの方式かは長さで決まるので、該当する欄が自動でチェックされます。 4. **色ではなく、文を読む。** そのチェックサムが指すファイルなのかどうかを、ページが一文で答えます。一致すれば、バイト列は配布元が測ったものと同一です。一致しなければ同一ではないので、開く前にもう一度取り直してください。 5. **必要ならチェックサムを持ち出す。** 一つだけコピーする、まとめてコピーする、小さなテキストファイルとして保存します。保存はコマンドライン道具と同じ、方式名を頭に付けた書き方です。数字といっしょに方式名が持ち出せます。 ## 詳しい解説 [チェックサムでダウンロードを確認する手順](https://abox.tools/ja/guides/verify-a-file-checksum/): MD5 や SHA-256 のチェックサムを Windows・macOS・Linux やブラウザーで照合する手順、一致が実際に証明していること、そしてこの作業を無意味にしてしまう間違いについて。 ## 箱の中のほかのツール - [パスワード・パスフレーズ生成](https://abox.tools/ja/password-generator/): 作るのはこのページ、動くのは手元のブラウザ。どこにも送られず、保存もされず、履歴も残りません。 - [JSONフォーマッター](https://abox.tools/ja/json-formatter/): JSON・XML・HTML・CSS・YAMLを、整形するか変換します。よそのサーバーに貼り付けるものは何もありません。 - [YAML・JSON変換](https://abox.tools/ja/yaml-to-json/): 双方向で、それぞれの代償も伝えます。どちらも、よそのサーバーに貼り付けられることはありません。 - [XMLフォーマッター](https://abox.tools/ja/xml-formatter/): 読むために整えたXML、送るために平たく圧縮したXML、そして双方向のJSON変換。そのどれも、よそのサーバーに貼り付けられることはありません。 ## よくある質問 ### ファイルはどこかにアップロードされますか。 されません。あなた自身のブラウザーがディスクから読み、あなた自身のプロセッサーが4メガバイトずつ計算します。この道具にサーバー側は存在せず、ページの `Content-Security-Policy` には接続してよいアドレスがすべて書かれています。そのどれも当サイトのものではありません。ネットワークを切っても動き続けます。 ### サイズの上限はありますか。 ありません。ファイルが丸ごとどこかに置かれることはなく、分割して読み、読んだ分は数えてから捨てます。ですから40ギガバイトのディスクイメージでも、テキストファイルと同じ数メガバイトのメモリーで済みます。かかるのは時間で、それがどれくらいかはページが進みながら教えます。 \ \ ブラウザー自身の `crypto.subtle.digest` に渡さず、ここに方式を書き下しているのはそのためです。あちらのほうが速いのですが、あの呼び出しはメッセージ全体を一つのバッファーで受け取る形で、ファイルを分割して渡す手段がありません。使えば、確認できるファイルの上限が「このタブにたまたま与えられたメモリー量」に左右されることになります。携帯電話なら数百メガバイトで、人がいちばん確認したいのはディスクイメージです。 ### 一致しました。これで何が証明されたのですか。 手元のバイト列が、誰かがその数字を書き留めたときに目の前にあったバイト列と同じだということです。それだけで、その境目は正確に押さえておく価値があります。 \ \ 証明されたのは、ダウンロードが途中で切れていないこと、壊れたディスクで傷んでいないこと、途中ですり替えられていないことです。そのファイルが安全であることは**証明されていません**。配布元はマルウェアでも同じ正確さで測れるからです。そして、チェックサムがファイルと同じページから同じ回線で来たのなら、証明されたことはごくわずかです。片方を変えられた者は、もう片方も変えられました。チェックサムがいちばん役に立つのは別の経路で届いたときです。署名付きの`SHA256SUMS`、ディストリビューションのリリース告知、二つめのミラー、あるいはすでにその値を知っているパッケージマネージャーです。 ### 一致しませんでした。どうすれば。 まず同じ場所からもう一度ダウンロードしてください。途中で切れた転送や再開した転送が圧倒的に多い原因で、二度目のコピーでたいてい片が付きます。 \ \ 二度目も同じ間違った答えが出るなら、照らし合わせている行が正しいか確認してください。リリースページには複数のファイルが並び、ARM版のチェックサムがx86版と一致することはありません。次に版番号を確認します。そこまで正しくてなお一致しないなら、そのファイルは開かないでください。別のミラーから取り、二つのチェックサムを互いに突き合わせてください。 ### どれを使えばよいですか。 配布元が出したものです。相手の数字と照らし合わせるのが目的なので、相手の分をこちらで選ぶことはできません。 \ \ 確認する側ではなく作る側なら、SHA-256 を使ってください。MD5 と SHA-1 は肝心な意味で破られています。同じ値を持つ別々のファイルを狙って作れる、ということです。MD5 なら数時間、SHA-1 でも手の届く費用で作れます。事故に対して無力になったわけではありません。途中で切れたダウンロードが偶然元と同じ値になることはないからです。ただ、誰も手を加えていないとはもう言えません。SHA-384 と SHA-512 は問題なく、実用上それ以上でもありません。公開しているプロジェクトがあるので置いてあります。 ### 破られているのに、なぜ MD5 があるのですか。 いまも印刷されているからです。ミラー、ファームウェアの配布ページ、大学のソフトウェア置き場、そして数えきれないメーカーのサイトが、二十年前にMD5 を載せたきりページに触れていません。計算を拒む道具は、訪問者が実際に抱えてきた問いに答えるのを拒むことになります。 \ \ 代わりにできるのは、その答えがどれだけの意味を持つかを言うことで、チェック欄の脇の一文がそれです。一致した MD5 は、いまも壊れたダウンロードを排除します。故意に細工されたものは排除しません。 ### 照合欄にはどんな書き方を貼れますか。 よく使われるものはすべてで、どれなのかはページが自分で見分けます。 \ \ 十六進数そのまま、空白が入っていてもかまいません。`md5sum` や`sha256sum` の出力一行、後ろにファイル名が付いていても大丈夫です。四十行ある `SHA256SUMS` ファイルまるごと。その場合は、選んだファイルの名前が書かれた行が使われます。BSD 形式の`SHA256 (disk.iso) = …`。`SHA-256: …`のような見出し付き。そして subresource integrity の`sha384-…`。これは十六進数ではなく base64 なので、照合の前に復号します。 \ \ どの方式かは長さで決まります。十六進数32文字なら MD5、40 なら SHA-1、64 なら SHA-256、96 なら SHA-384、128 なら SHA-512 です。同じ長さのものは二つとないので、選ぶものも間違えようもありません。 ### sha256sum や certutil と同じ結果になりますか。 なります。1バイトも違いません。公開された試験ベクターのある厳密な仕様で、ここにある方式はどれも、ビルドのたびにその試験ベクターとOSの実装の両方に照らして確認しています。 \ \ 違って見えるのは表示だけです。Windows の`certutil -hashfile` は大文字で空白入りに出しますが、このページは小文字で出します。ほとんどの配布元が使っているのが小文字だからです。照合はどちらも無視するので、certutil からコピーした値もここに貼った小文字の値と一致します。 ### 二つのファイルを突き合わせられますか。 一手間かければできます。まず一つめを確認してチェックサムをコピーし、次に二つめを選んで、そのチェックサムを欄に貼ってください。二つが同一なら、ページがそう言います。 \ \ チェックサムが地味にいちばん強いのはこの場面です。バックアップ用ドライブにあるコピーが、ノートパソコンのものと本当に同じファイルなのか。サイズも日付も同じだと言い張っているときに、それを決められます。 ### ファイルは変わりますか。 変わりません。この道具は読むだけです。出力ファイルも、再エンコードも、書き戻すものもありません。ダウンロードできるのは、チェックサムを並べた小さなテキストファイルだけです。元のファイルはディスク上でそのままです。タブを閉じたらどうなるか、という問いへの正直な答えも同じです。 ### 無料ですか。アカウントは要りますか。 無料で、アカウントも登録も試用期間もありません。ファイルサイズの上限も、確認できる回数の上限もありません。このサイトには広告があり、それが費用をまかなっています。広告にあなたのファイルについては何も渡していません。 ### オフラインで動きますか。 動きます。ページを一度読み込んだあとインターネットを切っても、そのまま使えます。何もアップロードしていないことのいちばん簡単な証明でもあります。ファイルをよそへ送って計算させる道具なら、線を抜いた瞬間に止まります。 ## この主張を確かめる方法 - **処理はこのブラウザー内で行います。** 入力と結果はブラウザー内で処理し、処理コードはそれらを処理用にアップロードしません。Content-Security-Policyは資源と接続先を制限しますが、許可済みの相手はリクエストを受け取れます。内容は検査せず、何も送られないことを単独で証明しません。具体的な操作の要求とソースを比較するか、切断中にローカル操作を完了してください。 - **ファイルが丸ごとどこかに置かれることは、どんなサイズでもありません。** 4メガバイトずつ読み、読んだ分は計算中の状態に取り込んでから捨てます。ですからこのページが使うメモリーは、40ギガバイトのディスクイメージでもテキストファイルでも同じで、ここから先は無理という大きさもありません。ブラウザー自身の `crypto.subtle.digest` を使っていないのも同じ理由です。あの関数はファイル全体を一度にメモリーへ要求します。それこそ、この道具が持たずに済ませたい上限そのものです。 - **五つの方式、このリポジトリの五つのファイル。** `src/md5.js`・`src/sha1.js`・`src/sha256.js`・`src/sha512.js` は、公開された仕様をそのまま書き下したもので、それぞれ六十行ほどです。定数表は計算させずに書き出してあります。結果がブラウザーに左右されないようにするためです。どれもビルドのたびに、公式の試験ベクターと、OS自身の実装の両方に照らして確認しています。 - **貼り付けたチェックサムも、どこにも送られません。** 照合はこのページの中で、ここで計算した値に対して行われます。その照合について誰かが知ることはありません。値も、一致したかどうかも、ファイル名もです。これは聞こえよりも重い話で、チェックサムとファイル名が揃えば、それを集めた側にはあなたがどのソフトのどのビルドを落としたかが正確に分かってしまいます。 - **Google が読み込むもの、Google に渡らないもの。** 広告と計測のスクリプトは Google から来ます。どちらにも、あなたのファイルについては何も渡りません。ファイルも、名前も、サイズも、計算した値のどれもです。バイトを読む行も処理する行も、すべてこのドメインから配信され、リポジトリに載っています。 - **寄付ボタンが読み込むもの、そこに渡らないもの。** 上部の「Buy me a coffee」ボタンは cdnjs.buymeacoffee.com のスクリプトが描き、字は Google Fonts から取ります。ただのリンクです。訪問を報告せず、あなたやあなたのファイルについて何も受け取りません。押さないかぎり何も起きませんし、押した先は他人のサイトです。 - **オフラインで動きます。** ネットワークを切っても、このページのどの部分もそのまま動きます。これがいちばん簡単な証拠です。ファイルをよそへ送って計算させる道具なら、線を抜いた瞬間に止まります。 **自分で確かめてください。**以上のどれも、鵜呑みにする必要はありません。このページは、リポジトリにあるテンプレートと設定から、誰でも読んで実行できるビルドスクリプトが生成しています。その結果は`dist`ブランチに置いてあるので、配信されているものと、ソースをビルドした結果とを差分で比べられます。 https://github.com/A-Box-of-Tools/website まず読むとよいのは、Content-Security-Policyについては`config/site.toml`、四つの圧縮関数は`src/md5.js`・`src/sha1.js`・`src/sha256.js`・`src/sha512.js`、共通のパディングは`src/blocks.js`、ファイルを分割して読むループは`src/hash.js` です。どれにも、ネットワークに届く行は一行もありません。
チェックサムでダウンロードを確認する手順
- ファイルを選ぶ。枠に落とすか、手で選んでください。ディスクから直接、分割して読みます。そのあいだ何もどこへも行きませんし、ここから先は無理という大きさもありません。
- 読ませる。MD5 と SHA-256 は最初から、一度の読み取りでまとめて計算します。バーには、いまどこまで進んでいて、どの速さで進んでいるかが出ます。大きなディスクイメージなら、コピーするのとだいたい同じ時間です。読む量が同じだからです。
- 本来の値を貼る。ダウンロードページに書いてあったものを、どんな書き方でもそのまま貼ってください。十六進数そのまま、
sha256sumの出力一行、SHA256SUMSファイルまるごと、script タグから取ったintegrity属性。どの方式かは長さで決まるので、該当する欄が自動でチェックされます。 - 色ではなく、文を読む。そのチェックサムが指すファイルなのかどうかを、ページが一文で答えます。一致すれば、バイト列は配布元が測ったものと同一です。一致しなければ同一ではないので、開く前にもう一度取り直してください。
- 必要ならチェックサムを持ち出す。一つだけコピーする、まとめてコピーする、小さなテキストファイルとして保存します。保存はコマンドライン道具と同じ、方式名を頭に付けた書き方です。数字といっしょに方式名が持ち出せます。
詳しい解説
チェックサムでダウンロードを確認する手順 MD5 や SHA-256 のチェックサムを Windows・macOS・Linux やブラウザーで照合する手順、一致が実際に証明していること、そしてこの作業を無意味にしてしまう間違いについて。
箱の中のほかのツール
よくある質問
ファイルはどこかにアップロードされますか。
されません。あなた自身のブラウザーがディスクから読み、あなた自身のプロセッサーが4メガバイトずつ計算します。この道具にサーバー側は存在せず、ページの Content-Security-Policy には接続してよいアドレスがすべて書かれています。そのどれも当サイトのものではありません。ネットワークを切っても動き続けます。
サイズの上限はありますか。
ありません。ファイルが丸ごとどこかに置かれることはなく、分割して読み、読んだ分は数えてから捨てます。ですから40ギガバイトのディスクイメージでも、テキストファイルと同じ数メガバイトのメモリーで済みます。かかるのは時間で、それがどれくらいかはページが進みながら教えます。
ブラウザー自身の crypto.subtle.digest に渡さず、ここに方式を書き下しているのはそのためです。あちらのほうが速いのですが、あの呼び出しはメッセージ全体を一つのバッファーで受け取る形で、ファイルを分割して渡す手段がありません。使えば、確認できるファイルの上限が「このタブにたまたま与えられたメモリー量」に左右されることになります。携帯電話なら数百メガバイトで、人がいちばん確認したいのはディスクイメージです。
一致しました。これで何が証明されたのですか。
手元のバイト列が、誰かがその数字を書き留めたときに目の前にあったバイト列と同じだということです。それだけで、その境目は正確に押さえておく価値があります。
証明されたのは、ダウンロードが途中で切れていないこと、壊れたディスクで傷んでいないこと、途中ですり替えられていないことです。そのファイルが安全であることは証明されていません。配布元はマルウェアでも同じ正確さで測れるからです。そして、チェックサムがファイルと同じページから同じ回線で来たのなら、証明されたことはごくわずかです。片方を変えられた者は、もう片方も変えられました。チェックサムがいちばん役に立つのは別の経路で届いたときです。署名付きのSHA256SUMS、ディストリビューションのリリース告知、二つめのミラー、あるいはすでにその値を知っているパッケージマネージャーです。
一致しませんでした。どうすれば。
まず同じ場所からもう一度ダウンロードしてください。途中で切れた転送や再開した転送が圧倒的に多い原因で、二度目のコピーでたいてい片が付きます。
二度目も同じ間違った答えが出るなら、照らし合わせている行が正しいか確認してください。リリースページには複数のファイルが並び、ARM版のチェックサムがx86版と一致することはありません。次に版番号を確認します。そこまで正しくてなお一致しないなら、そのファイルは開かないでください。別のミラーから取り、二つのチェックサムを互いに突き合わせてください。
どれを使えばよいですか。
配布元が出したものです。相手の数字と照らし合わせるのが目的なので、相手の分をこちらで選ぶことはできません。
確認する側ではなく作る側なら、SHA-256 を使ってください。MD5 と SHA-1 は肝心な意味で破られています。同じ値を持つ別々のファイルを狙って作れる、ということです。MD5 なら数時間、SHA-1 でも手の届く費用で作れます。事故に対して無力になったわけではありません。途中で切れたダウンロードが偶然元と同じ値になることはないからです。ただ、誰も手を加えていないとはもう言えません。SHA-384 と SHA-512 は問題なく、実用上それ以上でもありません。公開しているプロジェクトがあるので置いてあります。
破られているのに、なぜ MD5 があるのですか。
いまも印刷されているからです。ミラー、ファームウェアの配布ページ、大学のソフトウェア置き場、そして数えきれないメーカーのサイトが、二十年前にMD5 を載せたきりページに触れていません。計算を拒む道具は、訪問者が実際に抱えてきた問いに答えるのを拒むことになります。
代わりにできるのは、その答えがどれだけの意味を持つかを言うことで、チェック欄の脇の一文がそれです。一致した MD5 は、いまも壊れたダウンロードを排除します。故意に細工されたものは排除しません。
照合欄にはどんな書き方を貼れますか。
よく使われるものはすべてで、どれなのかはページが自分で見分けます。
十六進数そのまま、空白が入っていてもかまいません。md5sum やsha256sum の出力一行、後ろにファイル名が付いていても大丈夫です。四十行ある SHA256SUMS ファイルまるごと。その場合は、選んだファイルの名前が書かれた行が使われます。BSD 形式のSHA256 (disk.iso) = …。SHA-256: …のような見出し付き。そして subresource integrity のsha384-…。これは十六進数ではなく base64 なので、照合の前に復号します。
どの方式かは長さで決まります。十六進数32文字なら MD5、40 なら SHA-1、64 なら SHA-256、96 なら SHA-384、128 なら SHA-512 です。同じ長さのものは二つとないので、選ぶものも間違えようもありません。
sha256sum や certutil と同じ結果になりますか。
なります。1バイトも違いません。公開された試験ベクターのある厳密な仕様で、ここにある方式はどれも、ビルドのたびにその試験ベクターとOSの実装の両方に照らして確認しています。
違って見えるのは表示だけです。Windows のcertutil -hashfile は大文字で空白入りに出しますが、このページは小文字で出します。ほとんどの配布元が使っているのが小文字だからです。照合はどちらも無視するので、certutil からコピーした値もここに貼った小文字の値と一致します。
二つのファイルを突き合わせられますか。
一手間かければできます。まず一つめを確認してチェックサムをコピーし、次に二つめを選んで、そのチェックサムを欄に貼ってください。二つが同一なら、ページがそう言います。
チェックサムが地味にいちばん強いのはこの場面です。バックアップ用ドライブにあるコピーが、ノートパソコンのものと本当に同じファイルなのか。サイズも日付も同じだと言い張っているときに、それを決められます。
ファイルは変わりますか。
変わりません。この道具は読むだけです。出力ファイルも、再エンコードも、書き戻すものもありません。ダウンロードできるのは、チェックサムを並べた小さなテキストファイルだけです。元のファイルはディスク上でそのままです。タブを閉じたらどうなるか、という問いへの正直な答えも同じです。
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動きます。ページを一度読み込んだあとインターネットを切っても、そのまま使えます。何もアップロードしていないことのいちばん簡単な証明でもあります。ファイルをよそへ送って計算させる道具なら、線を抜いた瞬間に止まります。