# 写真から領収書や請求書の詳細を読み取る

たまった領収書を活用するには、すべての書類の金額が読めて、レポートで何件数えたか分かることが必要です。OCRは入力の手間を省きますが、送信できる状態にするのは、ご自身による画像の確認です。確認する項目、書類全体を小さな添付画像に残す方法、合計の意味、画像とレポートを自分のメールアプリに渡す方法を説明します。

[領収書・請求書読み取りツールを開く](https://abox.tools/ja/receipt-invoice-extractor/): 写真を読み取り、入力内容と切り抜きを確認してから、各金額と合計を圧縮画像と一緒にメールへ渡します。

最終更新 2026年10月4日

## 画像1枚につき書類を1つにする

領収書や請求書の全体を撮影し、印字を正しい向きにしてピントを合わせてください。書類で画面を満たし、均一な明るさにして、自分の影がかからないようにします。店舗名と最終合計の両方が見えることを確認してください。感熱紙の薄れた印字や反射で隠れた数字は、どれだけソフトウェアを使っても写真から復元できません。

JPEG・PNG・WebP・AVIFファイルを、1回に最大20枚、1ファイル20MBまで追加できます。各画像が1書類になります。2ページの請求書には注意してください。このツールはページを1つの請求書に結合しないため、両方を別の書類として追加すると、同じ金額を2回数える可能性があります。識別に必要な情報と最終金額が載っているページを使い、送信時にもう一方のページをご自身で添付してください。

複数の領収書が写った写真や、領収書テンプレートの一覧は自動で分割しません。書類ごとに別の画像や切り抜きを使ってください。1枚の画像に複数の領収書の文字があると、どの書類にも当てはまらない混ざった候補ができることがあります。

含まれるOCRモデルは英語の印刷文字を読み取ります。手書きやほかの文字体系には対応していません。スマートフォンがHEICファイルを作る場合は、JPEGコピーを書き出すか、追加する前に[HEICからJPGへの変換](https://abox.tools/ja/heic-to-jpg/)を使ってください。

## 提案された情報を画像と照合する

OCRを実行し、各書類の写真・提案された入力内容・読み取った文字を確認してください。横向きの写真は回転して読み取り直します。書類全体が1つ収まるように切り抜きを調整し、必要に応じてその範囲を読み取り直してください。OCR用には小さな切り抜きを最大3倍に拡大し、細い白枠を加えます。この作業用コピーは長辺を2,400ピクセル以内に収めます。大きな作業用コピーが読み取りを助けることはありますが、ぼけで失われた詳細は復元できません。OCRのために元の画像や送信用の添付画像を拡大することはありません。

最初の読み取りが不確かだったり、金額や日付が見つからなかったりすると、紙と印字を区別しやすくするため、局所的なコントラスト調整を使って2回目の読み取りを行うことがあります。「この画像から読み取った文字」を開き、両方の結果を写真と比較してください。金額・日付・番号・通貨の不一致が解決しなければ、確認のためにその欄を空欄にします。印字された通貨を住所からの推測より優先し、認識できた領収書や請求書の日付を、付属するカード決済記録の日付より優先します。入力欄に反映する前に編集可能な文字を修正するか、直接入力してください。2回目の読み取りは比較用に別に表示します。どちらの結果も、ぼけた数字や薄れた数字が正しいと保証することはできません。

店舗名が見つからない場合や、ドル・円の通貨が特定できない場合は、店舗の見出しを拡大して読み取ることもあります。その文字は本文の読み取り結果の下に比較用として表示し、店舗名と住所に基づく通貨の候補にだけ使います。この候補も画像と照合してください。

書類を確認済みにする前に、次の5項目を確認してください。

- **店舗名。**書類に記載された店舗や仕入先です。装飾されたロゴは英語の文字モデルでは読めないことがあります。空欄のままなら、ご自身で名前を入力してください。
- **日付。**印字された日付です。請求書には発行日と支払期限の両方があり、03/04のような数字の日付は解釈が曖昧なことがあります。別に用意された換算日は、ご自身で確認して選ぶ必要があります。
- **書類番号。**印字されていれば、領収書や請求書の番号です。カード番号や電話番号は書類番号ではありません。信頼できる候補がなければ、空欄のままでも構いません。
- **通貨。**USD・CAD・EURなどの一般的な通貨コードを選ぶか、「その他／独自のコード」で別の3文字コードを入力します。最終合計に対応する印字の通貨を優先します。ポンド記号はGBPの候補になりますが、ドル記号だけではUSD・CAD・AUDなどのどれかは分かりません。店舗自身の住所に明確な国名や、特徴的な郵便番号と地域があれば、補助的な通貨の候補を出すことがあります。比較用に住所の印字も表示します。都市名だけ、または顧客・配送先・銀行の住所だけでは不十分です。候補を領収書と照合してください。確認済みにするには通貨の入力が必要です。
- **合計金額。**書類の最終金額です。解析では割引や預かり金を示す項目を避けますが、OCRで読み落とすことがあります。候補に小計・割引・税額・預かり金・お釣り・未払い残高が選ばれていないか確認してください。

間違った欄は直接修正してください。OCRは入力の手間を省きますが、3を8と取り違えたり、小数点を読み落としたりすることがあります。確認の操作は、ご自身が書類を確認したことを記録します。請求書の計算の正しさは証明せず、明細行も抽出しません。金額は小数第2位までに対応します。

## 切り抜き枠の中に書類全体を残す

信頼できる書類の端が見つかった場合は、切り抜き範囲を提案します。画像いっぱいに写る長い領収書では、高さをすべて残して左右の背景を除くことがあり、バーコードの下の日付も残せます。長い色付きの領収書で、検出した端の外にも同じ紙色が続く場合は、その端まで残して見出しや最後の行を保護します。このとき背景も少し残ります。端が不確かなら画像全体を使います。元の写真と見比べ、書類のすべての端と文字を残したまま背景を取り除くよう調整してください。暗い色の領収書、模様のある面、複数の紙が写る写真では、特に提案が誤ることがあります。

送信用の添付画像は、新しいJPEGコピーです。長辺は最大1,600ピクセルで、小さい切り抜きを拡大することはありません。圧縮は1枚約350KBを目標にします。目標サイズは保証されないため、実際のサイズを表示します。用意されたプレビューを見て、小さな文字や合計が読めるか確認してください。元の写真は変更せず、メールに添付しません。

入力内容と切り抜きの両方を確認してから、確認済みにしてください。入力内容・切り抜き・回転を変更すると確認済みの状態をリセットするため、変更後の画像が以前の確認だけで送信されることはありません。

## メール用通貨と各書類のレートを選ぶ

メール用通貨の初期値は、書類で最も多く使われている通貨です。同数なら最初に現れた通貨を使います。手動で選んだ通貨は維持され、「既定の通貨を使う」で自動選択に戻せます。

書類に印字された通貨を、元の通貨として保持してください。メール用には共通の通貨を1つ、一般的なコードまたは独自のコードで選びます。同じメール用通貨をすべての書類に表示します。変更すると全書類に反映し、以前の通貨で設定したレートと確認済みの状態をリセットします。

「1 CAD = 0.70 USD」のように、表示された方向で各書類のレートを手入力してください。メール用通貨と同じ通貨の書類はレート1を使います。手入力のレートでは日付は任意です。オンラインのレートを使う場合は、換算日欄で領収書の日付を確認し、オンライン検索を選んで「過去のレートを取得」を押します。03/04のような印字の日付は曖昧なので、検索には明示的に選んだ日付を使います。24/09/2018のように解釈が明確な日付も、印字どおりに保持します。換算日欄で2018年9月24日をご自身で選んでください。

任意の検索には[Frankfurterの参考レート](https://frankfurter.dev/)を使います。api.frankfurter.devに送るのは通貨の組み合わせと指定した日付だけです。画像・金額・ファイル名・OCRの文字・メールアドレスは送りません。サービスにはリクエストとIPアドレスが伝わります。返された実際の観測日を確認してください。指定日にレートが公表されていなければ、領収書の日付より前のことがあります。参考レートは、銀行やカードの請求で使うレートと異なる場合があります。通貨の組み合わせや日付に対応していなければ、手入力してください。過去のレートがないときに、現在のレートを黙って代わりに使うことはありません。

確認済みにする前に、元の金額・レート・換算額を確認してください。メールとCSVにはこれらを残すので、総合計を各書類にさかのぼって確かめられます。通貨や日付を変更した場合は、レートの設定と確認をやり直す必要があります。

## 書類数と合計が表すもの

レポートには各書類の詳細と金額を、書類数・確認済みの件数・未確認の件数とともに記載します。確認済みの金額だけが、元の通貨ごとの合計と換算後の総合計に入ります。全書類に共通のメール用通貨を1つ選び、すべての書類に同じ通貨を表示します。換算額は書類ごとに小数第2位まで丸めてから加えるため、総合計はメールに記載された個別の金額の合計と一致します。

件数を元の書類の束と照合してください。写真が欠けていれば経費が抜け、重複していれば2回数えます。自動の重複検出はありません。数えたくない書類を削除し、タブを閉じる前にレポートを保存またはコピーしてください。書類はメモリ内に置かれ、履歴として保存されません。確認中にコピーするレポートやCSVには、未確認と記された未完成の行が含まれることがあります。残っているすべての書類が確認済みになり、JPEGコピーの準備ができてから、メールや添付ファイルの保存を使えます。

## 圧縮画像とレポートをメールへ渡す

提案する件名には書類数を含め、すべての書類が確認済みになると、メール用通貨での総合計も加えます。自分の表現にするには件名を編集してください。書類に変更があっても、編集した内容を維持します。

すべての書類を確認してから「画像を添えてメール」を使ってください。ブラウザがファイル共有に対応していれば、JPEGコピーとレポートを含む端末の共有画面が開きます。そこでメールアプリを選んでください。レポートには各書類の金額・書類数・元の通貨ごとの合計・換算後の総合計を含めます。メールアプリで件名・宛先・本文・すべての添付ファイルを確認し、ご自身で送信してください。

共有画面やメールアプリの動作はそれぞれ異なります。画像だけを受け取り、レポートを受け取らないアプリもあり、このページは共有先で宛先を選べません。必要ならレポートを本文にコピーしてください。このページは送信を行わず、アプリが最終的に配信したかも確認できません。

## メールファイルを保存するか、コピーを自分で添付する

「メールファイルを保存」は、レポート全文と用意されたすべてのJPEG添付を含む`.eml`メールを作ります。ページに入力した任意の宛先は、このファイルに使います。ブラウザがファイル共有に対応していなければ、メールのボタンも同じファイルを保存します。メールアプリで開き、すべての添付ファイルがあることを確認してから送信してください。

下書きとして開くメールアプリもあれば、受信メールとして表示し、転送や再送が必要になるアプリもあります。すべてのメールアプリで添付付きの新規作成画面が開くことを保証するブラウザ機能はありません。アプリがファイルを使えない場合は、ZIPを保存して展開し、新しいメールにJPEGコピーとCSVを添付してください。レポートを本文にコピーします。受信者が後で元の解像度の書類を必要とする可能性があるなら、元の写真を別に保管してください。

## 情報の行き先

読み取りと編集は、このブラウザ内で行います。OCRエンジンと英語データはページに含まれ、OCRのために写真や抽出した情報をアップロードしません。手入力のレートによる換算も端末上で行います。オンラインの過去レート検索は、上で説明した任意の通信です。通信を切る前に、ページのオフライン表示が準備完了になるまで待ってください。キャッシュされたツールは、接続がなくても写真の読み取り・レポートの作成・JPEGコピーの準備・CSVやメールファイルやZIPの保存を行えます。

メールと共有は、その後に意図的に行う操作です。ボタンはレポートやファイルを選んだアプリに渡し、その後の配信はそのアプリが管理します。メールアプリは、オフラインで下書きを保持し、接続後に送信する場合があります。ほかの領収書や請求書を含むメールと同じように、宛先と添付を確認してください。
